・転職の面接で何を聞かれるか不安
・転職時の面接で注意すべきことはなんだろう?
そんなことが気になる方におすすめの記事になっています。
私はデジタル広告業界に在籍している15年半で300名以上の採用面接を経験。
転職も2回経験しています。
今回はその視点でできるだけわかりやすく解説できればと思います。
中途採用面接でよく聞かれる回答例7選
どの会社でも聞かれることは主に以下のような質問です。
これらの質問への準備をまずしておくことが大切です。
それぞれ簡潔に解説していきます。
職務経歴の紹介(自己紹介)をお願いします
自己紹介をお願いしますと言われたら、「職務経歴書に沿ってお話させていただきます」と言って、自分の職歴を時系列で話しましょう。だいたい2~3分程度でまとめるといいと思います。
前職での経験を長めに話をし、それ以前の会社はコンパクトに話をするのがいいと思います。職歴を話す上でのポイントは以下の3つをおさえましょう。
・どれぐらいの規模の仕事をしていたか?
プロジェクトの予算規模、関わる人数等、どれぐらいの規模感の仕事をしていたかをわかるようにしましょう。
・どんな役割を担っていたか?
それぞれの企業でどんな立場でどんな役割を担うポジションだったか。管理職なら何名ぐらいのチームを率いていたか、
・どんな仕事のスキルがあるか?
どんな分野のどんなことに強みがあるかを職歴の経験に基づいて話をしておきましょう。何が得意領域かを明確に話をできるといいと思います。
退職理由(転職理由)は何ですか?
この質問はとても重要な質問です。
以下2点は必ず意識した上で、退職理由を事前に考えておきましょう。
・負の理由を退職理由にしない
退職の理由は、とりわけ現職の会社に何かしらの不満があることが多いです。現職の会社に対しての憤り・怨恨・憎悪・非難といった感情はあると思います。
ただ、そういった感情で退職すると発言すると、現状が嫌なので逃げているようにとらえられたり、自社に入社したとしてもまた同じ感情を感じて辞めてしまうのではないかという懸念を企業側も感じると思います。前向きな未来志向の退職理由に置き換えたほうがいいでしょう。
・勉強・チャレンジといった退職理由は言い方に注意を
新しいチャレンジ的なことを理由として話すのはいいですが、勉強したいという言葉は使わないほうがいいです。企業は即戦力を募集しており、人材が必要なポジションにマッチするかを見ています。そこで勉強したいと言われてしまうと、即戦力候補ではないかな・・と思われてしまう可能性もあります。
「更にこの領域を勉強したい」といった学習意欲的な発言や「新しい環境に飛び込んでチャレンジしたい」といった発言はあまりしない方がいいと思っています。
詳細は以下記事を確認ください。
志望動機を教えてください
志望動機の作り方は2つあります。1つはその企業の商品・ブランドを好き・愛用しているといった志望動機。もう1つは自分のキャリアが応募する企業側でどう活かせるかをしっかりイメージして、文章化して、事前に考え動機を作ることです。
こちらは、以下ステップで志望動機を作っていきます。
STEP1 ポジションの理解
STEP2 企業の新卒採用サイトを確認する
STEP3 自分のキャリアが応募先企業でどう活かせるか
詳細は以下記事をご確認ください。
あなたの強みは何ですか?
この質問は自己紹介時にできていれば質問されないと思います。本来は職歴とともに紹介したほうがわかりやすいので、自己紹介時に○○の部分が自分の強みです、と回答するようにしましょう。
他者に負けない、この領域だと強いと言える部分になります。
詳細は以下記事を確認ください。
入社したら当社にどのような部分で貢献できますか?
この質問は「あなたの強みは何ですか?」とほぼ同じと考えてください。強みの質問同様で、まずは自分の強みをしっかり自己紹介で説明できていれば、この質問はされないと思います。
自分のキャリア上での強みを説明し、その経験を御社で活かしたいと説明すれば問題ないでしょう。
志望順位は何番目ですか?
こちらの質問は第一志望と答えておいて大丈夫です。
※ホントでなくでも大丈夫です。
詳細は以下記事をご確認ください。
希望年収はどれぐらいですか?
現年収からアップしすぎると年収的に受からないのでは・・と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、転職時に年収をある程度UPさせるのは当然ですので、強気で希望金額を伝えましょう。
ただし、その金額が自身の年齢・キャリアにあった妥当な金額なのかはしっかりと理解しておく必要があります。転職エージェントなどに意見をもらいながら事前に希望年収額を決めておきましょう。
詳細は以下記事をご確認ください。
この7つの質問だけしっかり向き合って回答を用意しておけば、大丈夫です。
面接がんばりましょう!