面接で希望年収はどれぐらいですか?と聞かれたときの答え方

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・面接で年収を聞かれたときに答え方に困る
・金額を高めに言ってもいいのか悩む

そんなことが気になる方におすすめの記事になっています。

私はデジタル広告業界に在籍している15年半で300名以上の採用面接を経験。
転職も2回経験しています。
今回はその視点でできるだけわかりやすく解説できればと思います。

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面接で希望年収はどれぐらいですか?と聞かれたときの答え方

面接の前に転職エージェントや転職サイト経由で希望年収を伝えますが、面接時に改めて人事担当者から質問されることが多いです。本人から具体的な金額を聞き、金額も含めて面接選考を進めるかを判断するためです。

志望する企業の採用応募要項で希望年収額が具体的に書かれている場合は、その金額の中に当てはまっていれば、特に問題なくその金額を伝えていいでしょう。難しいのは、採用応募要項の年収欄が要相談となっていて、具体的な記載がない場合です。

この場合、
ほんとの希望金額を言うと高く思われるかな・・
金額で落ちてしまうのは嫌だな・・
と色々な不安がよぎると思います。

しかし、転職時に年収をある程度UPさせるのは当然です。
ですので強気で希望金額を伝えましょう。


ただし、その金額が自分のキャリア・年齢と照らし合わせて市場的に妥当な金額かどうかは見定めが必要です。

そのためには転職エージェントと希望金額を相談しましょう。自分としての希望金額を伝えて、その金額が志望する業界・年齢・自分のキャリアとして適切か、交渉可能かを相談します。優秀な担当なら、その金額は高い、安いといった適切なアドバイスをくれるはずです。希望金額に関しては第三者の目線をいれて、客観的に交渉できる金額を決めていきましょう。

本当に自分を評価しているなら、企業側もその金額を払うと思います。

金額はその人の価値になるので、仮に金額が高いということで見送られるのであれば、その企業がちゃんと自分を評価していないと思っていいと思います。(もちろん、金額が市場的に妥当でかつ面接時にしっかり自分をアピールできていることが前提になりますが)

また、1つ注意しておいたほうがいいのが、年収の支払い方です。

私の経験したケースだと以下のようなケースがありました。

業績インセンティブで希望金額に到達させるパターン

とある企業から内定後のオファー面談時に、希望年収の75%が基本年収、25%が業績インセンティブであわせて希望年収という提示がありました。

業績インセンティブはボーナスようなもので、会社の業績によって支給金額は変動します。その一時金で対応するというパターンです。これは少し危険です。
仮に会社の業績が悪い場合は、すべて支払われないというケースもありえますし、インセンティブはあくまで一時金なので会社側がどれぐらいの金額支払うかは会社側に一任されています。会社側からするとこちらの方がリスクが少なく、希望年収を全額支払い保証しなくてすみます。

ですので、年収としては基本年収でしっかりとベース金額を保証してもらうことが大切です。

どうしても行きたい会社、給与より環境優先等の気持ちがあるのであれば、希望年収を少し下げる、あるいは前職の給与維持の金額を提示するのも手だと思います。

転職時に何を優先するのか、そこをしっかりと考えてから面接には挑みましょう。
主な転職理由は以下です。この中で給与がしっかりと入ってるなら妥協はせずにいきましょう。

【主な転職動機】

①給与(転職で100万給料をUPしたい)
②業務の規模感(大きな予算感の業務に携わりたい・大企業と仕事したい)
③会社の規模感(大手企業で働きたい)
④経営安定性(企業が成長しており、順調に売り上げがのびていく環境)
⑤経営者の方針(経営者の考え方に共感でき、その方針の下で働きたい)
⑥役職(部長職等、裁量の大きい役職につきたい)
⑦労働環境(フルフレックス、残業時間が短い、福利厚生が充実している)
⑧人間関係(人がよく、ハラスメント等の環境がほぼない環境)

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