面接の日の前日や当日に、「面接行きたくないなぁ」って思うことありますよね。
私も学生時代はよくありました。
そう思ったときにどうすればその気持ちを切り替えられるのかを少し解説していきます。
私はデジタル広告業界に在籍している15年半で300名以上の採用面接を経験。
転職も2回経験しています。
今回はその視点でできるだけわかりやすく解説できればと思います。
面接に行きたくない理由を客観的に把握する
面接に行きたくない理由は大きく2つあると思います。
・面接に自信がない
・受けたい企業ではない
主にはこの2つでしょう。
面接に自信がない場合
この場合は、面接の準備をしっかりして自信をつけていくしかないですが、やはりある程度面接を経験しないと中々自信はつかないと思っています。
想定質問への回答例を考えて、覚えて、練習することは大切ですが、面接本番に慣れないと中々うまくはいかないと思います。
なので、練習感覚で面接を受ける気持ちは大切です。
失敗したっていい、企業なんて何万社もあるし1社ぐらい失敗しても大丈夫。
それぐらいの気持ちで望むことが大切です。
面接というスポーツを今までやったことないのに、初めてプレイしていきなりうまくいくのはレアです。徐々に空気感やルールを覚えていって、慣れてきてようやくうまく対応ができるようになります。
そのため、初回の面接でうまくいかず受からなくても当然なので、自分が行きたい企業以外の企業も練習感覚で応募して面接をしておくことをおすすめします。
私が学生時代は行きたい企業しか受けないと、応募する企業数を絞り込んでいましたが、中々うまく面接通過できませんでした。まだ面接に慣れていない状況で、いきなり第1志望、第2志望の会社が来てしまい、うまく話せず撃沈していました。
これってかなりもったいないと思います。本当に自分が内定をもらいたい会社の面接までに他の会社で面接経験を重ねておき、面接に慣れた状態で本命の会社の面接にのぞむ、それがとても賢いやり方のように思えます。
受けたい企業ではない場合
これも先ほどの考えと近しいですが、受けたい企業でなくても面接の練習のために受けるほうがいです。志望動機を考えるのは手間ですが、本当に受けたい企業の練習のためと割り切って受けたほうがいいです。面接は受ければ受けるほど、場慣れはします。
また、1次面接は集団面接も多いと思うので、他の学生が話をしている内容、受け応え等も参考になりますし、1次の合否の結果によって、受かった面接と落ちた面接の差を自分で分析することができます。
なぜ受かったのか、なぜ落ちたのか、そういった分析を毎回の面接でできるようになるとどんどん面接力が上がっていくと思います。
私のように面接に関する記事はネット上にいろいろありますが、事前に情報を得ておくことも大事ですが、それ以上に面接回数を重ねることが大切です。しっかり準備して受けることで、なぜ進み、なぜ落ちたのかをしっかり振り返っていくことが大切だと思います。
行きたくないときは行かなくていい!
行きたくない企業への面接は”本当に行きたい企業への練習”とはいうものの、気分的にのらない、行きたくないという感情が出ることはあるでしょう。
そのときは、
行かなくていいです!面接のことを一回忘れましょう!
ただし、面接に行けないことは必ず応募企業にメールしておきましょう。
あなたのために時間を空けて待ってくれていた面接官の方はいらっしゃいます。その方に迷惑をかけてしまっているのは事実なので、それは謝罪とともにメールしましょう。以下のような文章で大丈夫です。
株式会社○○ 人事担当者様
お世話になります。
○○○大学○学部○○学科の山田太郎です。
本日の面接の件ですが、体調不良のため欠席させてください。
当日のご連絡になってしまい大変申し訳ありません。
可能であれば別日で再度面接を受けさせていただきたいですが、
難しいようでしたら、辞退にさせていただければと思います。
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
山田
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可能であれば別日で再度面接を受けさせていただきたいですが、
難しいようでしたら、辞退にさせていただければと思います。
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といった文章はこの会社を今後受ける気がないなら書かなくてもいいです。
このメールを送った後に、先方から別日でいかがですか?と来たら、
さすがに申し訳ないので、別日程で再度面接を受けるのがいいと思います。
メールを送ったら、一度面接のことは忘れてその日はゲームしたり、出かけたりして
気分転換しましょう。
で、落ち着いたら次の面接日程を確認し、面接への意識・準備を高めてください。
新卒面接の対策と質問で聞かれることは以下記事に書いていますので参考にしてみてください。