面接で気をつけるべき5つのマナー

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自身のキャリアや話す内容がいくら素晴らしくても、面接時のマナーがなっていないと一挙にマイナス評価となり、面接通過の支障になってしまいます。ここでは事前に意識をしておいたほうがいい面接で気をつけるべき5つのマナーについて解説します。

私はデジタル広告業界に在籍している15年半で300名以上の採用面接を経験。自身も転職は2回経験しています。面接官、転職者双方の視点でできるだけわかりやすく解説できればと思います。

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面接で気をつけるべき5つのマナー

以下、面接実施前・実施中・実施後の視点で5つ解説します。

マナー1 挨拶

面接する企業の人事担当者の方が来た際の挨拶、面接の部屋に入る際の挨拶、終了後の挨拶、別れ際の挨拶、大きく4回挨拶をするシーンはあります。それぞれのシーンで解説します。

企業受付後に椅子に座って待っていることが多いと思いますが、人事担当の方が来た際は必ず立って、「こんにちは」と挨拶をしましょう。また、その際に「今日はお忙しい中、お時間いただいてありがとうございます」と一言添えられると、印象はアップします。先に先方から言われた場合は「とんでもございません。こちらこそお時間いただいてありがとうございます」とお返ししましょう。

面接の部屋に入る際はドアでノックを2回。ドアを開けた瞬間に面接官がいる場合は、ドアの前で「よろしくお願いします。」と一礼をしましょう。その後、中央の面接の席に行った際に、荷物を床に置いた後に、改めて「○○と申します。今日はよろしくお願いします」と再度一礼をしましょう。面接官の方が「お座りください」と言われてから座るようにしましょう。

面接が終わった後、荷物を持ち部屋から退出する際に、ドアの前で再度、面接官の方に「ありがとうございました」と一礼をしましょう。

その後、人事担当の方がエレベーターまで送っていただけると思いますので、その際に歩きながらでいいので、「今日はお時間いただきましてありがとうございました」と言いましょう。このやりとりは、はじめに人事担当の方と会った際のやりとりと同様です。エレベーターに乗った後も必ず「ありがとうございました」と言い、ドアが閉まるまで頭を下げ続けましょう。

上記は基本の挨拶の流れですが、これらのうち1つでも欠けたり、できていなかったりすると少しビジネスマナー的に懸念をもたれる可能性もあります。難しいことではないので、必ず意識して実施しましょう。

マナー2 表情

はじめのうちは緊張で顔が強張ってしまいがちですが、なるだけ表情が豊かの方がいいです。笑顔をすごく主張してくる方がいますが、それはわざとらしく見えてしまうのであまりよくないです。あくまで自然な感じで笑顔は出すといいと思います。

緊張をほぐす方法として以下をおすすめします。私もよくやります。

深呼吸

鼻から大きく息を吸って、口から大きく息を吐き出します。これを3回やりましょう。人は緊張時に首、肩などの筋肉にすごく力が入ってしまい、それが顔の緊張につながり表情が硬直してしまいます。呼吸を整えることは、筋肉の緊張をやわらげることにつながります。

その場を楽しむ

面接を楽しもうと思い込みます。これは1つの試練・経験・ゲームみたいなもの。体験することに価値がある、楽しいイベントのようなものと思い込む。失敗したっていい、それはそれで経験だし、と割り切って望むことも大事です。

こっちが見てやる!

面接は自分自身のアピールの場であると同時にこちらも企業側を判断する場でもあります。マッチングが重要であるため、対等な立場での面談であると意識しましょう。面接官側の態度、人間性も見ようといった気持ちを持つこともリラックスにつながると思います。

応募企業の受付に行く前、エレベーターに乗ってる間、会議室に入る前などのタイミングで上記のようなことをしてみてください。きっとリラックスできると思います。

マナー3 目線

これは今回の5つのマナーの中でも最も重要なポイントになります。まず、目線は必ず面接官の目を見ましょう。面接官が複数いる場合は、それぞれに目線をあわせつつ話をすることが大切です。これを意外にできていない人もいます。緊張からか目が泳いでしまったり、下を向いてしまったり、1人の人だけを見つめて話をしてしまったりするケースもあります。話すときに意識して目線を合わすようにすることが大切です。

話というのは、目をそらさずにしっかり相手の目を見て話すことで伝わるものです。目をしっかり見ることは、誠意・熱意を伝えるうえでとても重要なことですので、普段の人との会話でも意識しておくことをおすすめします。

マナー4  話し方

話す内容は短く簡潔にすることが大切です。1つの質問への回答を長々と話し続けたりするのはNGです。面接官は書類や話を聞いて質問事項を探します。1回の面接でも5~6個程度、多いと10個以上の質問をされることがあります。面接官はいろんなことを聞きたがっていますし、質問に簡潔に回答しないと、時間が過ぎていってしまい時間切れになってしまいます。短く答えられる質問は1分以内で回答し、長くなったとしても2~3分ぐらいにおさめておくほうがいいです。回答した話に対してまた質問というコミュニケーションが発生するぐらいがちょうどいいです。

普段の会話のように聞く→答える→聞くといった会話のキャッチボールができている状態が理想です。インタビュアーと回答者みたいな感じでしょうか。

マナー5 相づち

面接官の話を聞いているときの相づちも結構見ています。いい例とNG例を書きます。

いい例

・面接官の目を見て「はい」「ええ」とうなずきながらしっかりと聞く。
・「そうなんですね」「そうですか」と適宜、話を理解している点をアピールする。

NG例

・面接官の目を見ていない。
・相づちが「うん、うん」「ああ」とため口になっている。
・「はいはいはいはい」とはいを連発しながら聞いてしまう。

NG例は自分が気づいていないだけで、やってしまっている人は一定数いると思うので、意識的に気をつけましょう。

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