面接で緊張してあがってしまう方におすすめの緊張のほぐし方をお伝えします。
面接だけでなく、仕事ではプレゼンなど人前で自分が主体となって話す場面がたびたびあります。そういった場面は、どんな人でも緊張するものです。
人によって緊張の度合いは異なりますが、緊張をいかにやわらげて本番にのぞめるかは緊張のほぐし方のテクニック次第です。
ですので、自分は緊張よくするタイプだから・・と卑屈になる必要は全くありません。誰でも緊張しますし、今からご紹介する方法を実践すれば、緊張せずに話をすることができます。
私はデジタル広告業界に在籍している15年半で300名以上の採用面接を経験。自身も転職は2回経験しています。面接官、転職者双方の視点でできるだけわかりやすく解説できればと思います。
面接の緊張のほぐし方5選
緊張をほぐす方法として以下をおすすめします。私もよくやります。
深呼吸をする
鼻から大きく息を吸って、口から大きく息を吐き出します。これを3回やりましょう。人は緊張時に首、肩などの筋肉にすごく力が入ってしまい、それが顔の緊張につながり表情が硬直してしまいます。呼吸を整えることは、筋肉の緊張をやわらげることにつながります。鼻から吸うのがつらければ、口から大きく吸って口から大きく息を吐き出すでも大丈夫です。人事担当者に部屋まで案内されて歩いているとき、面接部屋の前の椅子で待っているとき、合間をみてこの深呼吸はおすすめします。一番簡単に実践できますので。
面接は楽しいイベント・ゲームだと思い込む
面接自体が1つの試練・経験・ゲームみたいなものと思い込みます。体験することに価値がある、楽しいイベントのようなものと思い込む。失敗したっていい、それはそれで経験だし、と割り切って望むことも大事です。面接を1回しか受けずに就職活動を終える人はいないでしょう。何社も受けるはずです。ですので、1社ぐらいどうなったっていい、そう考えてリラックスしましょう。
別のことを考える
面接会場にいたとしても面接のことを一切考えない。今日の夜何を食べようか、何の動画を見ようか、ゲームをしようかと楽しいことを考えてください。または、自分が好きな趣味のことを想像してもいいかもしれません。意識を面接ではなく、全く別のことに向けましょう。もちろん、面接で話す内容をイメージしておくことも大事ですが、直前は一瞬落ち着いたほうがいいと思います。イメージトレーニングは前日までに終わらせておきましょう。
こちらが面接官を見るという姿勢
面接は自分自身のアピールの場であると同時にこちらも企業側を判断する場でもあります。マッチングが重要であるため、対等な立場での面談であると意識しましょう。面接官側の態度、人間性も見ようといった気持ちを持つこともリラックスにつながると思います。圧迫面接や失礼な対応をとるようなケースがあれば、卑屈にならずにむしろ少し逆ギレするぐらいでいいと思います。そういった面接態度を出す企業は、あまりよくない企業ですし入社してからもハラスメントが横行している可能性が高いです。こちらから辞退するぐらいの気持ちでいましょう。
瞑想する
先ほど別のことを考えるという方法がありましたが、別のことを考えられない場合は何も考えないというのが一番です。目をつむって、瞑想します。頭をからっぽにして、”無”にします。いまどこにいるのかすら考えません。時間に余裕がある場合は、受付で3分ほど目をつむって、何も考えなくする瞑想をしてみましょう。心が落ち着くと思います。
5つすべて実践してもいいですし、どれか1つでも構いません。まずは試しにやってみることをおすすめします。