新卒1年目の転職は難しい?

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新卒1年目・2年目で早めの転職を考えている人におすすめの記事になっています。

私はデジタル広告業界に在籍している15年半で300名以上の採用面接を経験。自身も転職は2回経験しています。面接官、転職者双方の視点でできるだけわかりやすく解説できればと思います。

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新卒の転職は難しい?

IT/デジタル/広告業界からの経験値ですが、結論から言います。

1年未満だと転職はかなり難しいと思います。

企業側は新卒採用、中途採用とともに第二新卒採用枠を設けていますが、第二新卒はポテンシャル採用というかたちをとっています。ポテンシャル採用というのは、ビジネスマナーの基礎を身につけていて、社会人経験を一定期間経験しており、まだ新卒に近しい柔軟性をもっている人材枠の採用のことです。

ビジネスマナーの基礎は入社後に社員研修を受けたり、一定期間の仕事の経験、上司からの指導で身につくものだったりします。これは数ヶ月だと中々身につかないと思います。一定期間はできれば耐え抜いた方が転職候補は広がると思います。

勝手な解釈かもしれませんが、新卒1年目での最短転職タイミングは、
入社後1年以上がベターだと思います。

仮に最短で1年の転職だとしても、入社1年目の12月ぐらいからは転職活動をすればいいと思いますので、実質1月、2月ぐらいに内定をもらうように動きましょう。

ただし、上司のパワハラがひどい、精神的に相当厳しい、会社が倒産しそうなど、やむをえない事態の場合は、すぐに転職をおすすめします。いろんな企業がありますので、そんな環境で無理に我慢する必要は全くありませんので。辞めることは何も悪いことではありません、前向きに転職活動をはじめましょう。

新卒転職理由について

新卒1年目や2年目で転職をする理由は、ほとんどがネガティブな理由だと思います。以下のような理由が多いでしょう。

・聞いていた仕事内容と全く違う仕事をやることになっている
・会社の業績が不安定
・長時間労働が続く環境でプライベートの時間がとれない
・上司、同僚との人間関係がよくない
・上司のパワハラがひどい
・誰も仕事の指導をしてくれない

こういった理由をそのまま転職先の面接時の転職理由にしてしまうと、とてもネガティブなものになってしまい、あまりいい印象を受けません。企業側も求人側が短い期間で転職活動をしているので、現職であまりいい経験をしていないから転職をしているのはわかっていますが、それを生々しく言われると、採用しても自分の会社もすぐに辞めてしまうのではないかと思ってしまいます。

実際はこのような理由だったとしても、改めて今なぜ転職をする必要があるのかを考えて見ましょう。第二新卒は、「転職理由=応募する企業の志望動機」ととらえてもいいと思います。なぜ、転職をするのか?=やりたいことがある、キャリアアップしたいといった理由に置き換えるのがいいと思います。

たとえば、同業種への転職と異業種への転職の2パターンで考えてみると以下のような理由がいいと思います。

◆同業種への転職

・よりキャリアアップできる環境にうつりたい

・御社は就職活動中に受けたかった会社だった

・同じ業種にいる中で御社の○○のサービスに関わりたいと思った。

・会社、社長のポリシーに感銘を受けた

◆異業種への転職

・就職活動時にやりたいと思っていた職種で諦めきれずに改めて応募したいと思った。

・ずっと好きな業界だったが、就職して働いてみて改めてその業界への憧れが強くなった

・新しいことにチャレンジしたい、本当に自分がやりたいと思うことが見つかった

実際の転職理由は話さずに、キャリアアップ、チャレンジしたいという熱意・意欲が感じられる理由を話すのがいいと思います。面接自体をポジティブにとらえて、その場を楽しみましょう。そうすると、前向きな新卒1年目での転職活動ができると思います。

転職活動をするなら、まずは転職サイトへの登録、転職エージェントへの登録をおすすめします。以下の記事も参考になればと思います。

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