SNSおじさんってどんな人?
SNSをやってる上司の投稿がうざい、どうすれば?
若者にうっとうしがられない投稿って何だろう?
そんなことを知りたい方におすすめの記事になっています。
私はデジタル広告業界にてWebコンサルタント・プロデューサーとして15年半経験し、SNSマーケティング業務キャリアは10年。現在も様々な大手企業に対してデジタルマーケティングコンサルタントとして活動しています。
その視点でできるだけわかりやすく解説していきます。
若者からウザがられる? SNSおじさんとは?
おじさんがよく利用しているSNSはFacebookとLINEです。それぞれについて特徴をみていきましょう。おじさんなんで、基本自慢話をしたがります。あと話が長いという特徴があります。それがそのままSNSでも出ています。
Facebookおじさんの特徴紹介
筋トレ・自撮り写真が多い
体調や健康維持のために筋トレや走ったりしているおじさんは多いと思います。その経過をFacebookで投稿している人は結構います。がんばっている姿をアピールされても・・・というのが受けて側の心理かと思います。日記的なノリで投稿している人が多いのかもしれません。
写真のタグ付けが多い
飲み会で写真を撮り、撮った写真を参加者に共有するために参加者のタグ付けをする人も多いです。本人は写真を共有したいだけだと思いますが、Facebookはタグ付けすると、そのタグをつけた人のフォロワーにもその写真が共有される可能性があります。なので、普段SNSであまりプライベートな投稿をあげていない人だと、突然その人のプライベート画像がフォロワーの人達に共有されてしまうので、かなりストレスを感じる行為になってしまいます。
背景色+テキスト投稿
Facebookのテンプレート機能ですが、普通にテキスト投稿すればいいのに、背景色をつけてテキストを目立たせようとする人が多いです。
文章が長い
おじさんは長文が好きです。短い投稿が苦手なのか長く書きたいだけなのかはわかりませんが、長文は読み手に少しストレスを与えてしまいます。
LINEおじさんの特徴紹介
絵文字・顔文字中心
ガラケー時代のメール文化に慣れている人はテキストだけで送るとさびしく感じてしまい、顔文字・絵文字を必ずいれてしまいます。テキストだけだと冷たく感じると思うのでしょう。この絵文字が若者からするととても古臭く思えるらしいです。若者は特に絵文字・顔文字は使わないようです。そういったものはスタンプで代用可能と考えています。
文章が長い
LINEもFacebook同様に文章が長いという印象があります。こちらもメールのときの習慣を引き継いでそうですが、長いLINEメッセージは読み手も疲れるので、なるだけコンパクトにしたほうがよさそうです。
SNSおじさんの投稿の対処法
SNSおじさんとはできるだけつながらない方がいいですが、仕事関係等でどうしてもというケースもあると思います。そんなときにどうすればいいか、少し参考になればと思います。
おじさんからFacebook申請が来た場合・・・どうすれば?
Facebookは誰でも申請できてしまいますので、おじさんから申請がくるケースもあるでしょう。その場合は、基本放置しましょう。拒否するのは露骨ですので、何もしないのがいいと思います。仮にリアルの場で「Facebook申請したんだけど・・」と直接言われたとしても、「Facebookほとんど使ってなくて見てないんですよ、すみません」といいましょう。あなたが使ってなかったら申請にも気づきませんし、おじさん側も仮に許可されたとしてもFacebookを見ないのであればあまりつながっても意味はないと考えるでしょう。これが一番最善の策です。
間違って許可しちゃった場合・・・どうすれば?
とはいうものの、Facebookを使ってるし、ほっとくと気まずいという方もいるでしょう。その場合、許可してしまったとしても、Facebookにはミュートという対象の投稿を自分のタイムラインに表示させない機能があります。こちらを利用しましょう。ミュートしても相手にはわかりません。
おじさんからLINEが来た場合・・・どうすれば?
一番はつながらないことなのですが、どうしてもつながってしまって、LINEが来た場合は、内容によりけりですがいくつか方法があると思います。
未読スルー
既読をつけず、ほっておく。これでLINEがこなくなるならラッキーなので、そのまましれっとブロックしてしまいましょう。
困ります、やめてくださいとストレートに返す
あまりにしつこい場合は、ストレートに嫌な意思を伝えます。その後もしつこくメッセージがきたとしても、嫌な意思を伝えたうえでのLINEなので会社ならハラスメントになりますし、プライベートでも何かしらの迷惑行為に値するでしょう。LINEはすべて文章が残りますので、やりとりは証拠になりますので、このやりとりも無駄にはならないと思います。
ブロック
未読からのブロックが一番いいですが、しつこいようならブロックもありだと思います。
ただ、少しトラブルがこわいので、慎重なタイミングでのブロックをおすすめします。
スタンプのみで返信
返信はテキストで返さず、スタンプのみとする。質問が来ても、お誘いが来てもスタンプオンリー。スタンプだけの返信って、相手にとって少しつらい気持ちにさせるので、そういう意思表明としてスタンプ返信をしていくのもあると思います。
おじさん側の視点:若者にうっとうしがられない投稿って何?
Facebookは、趣味の投稿をして楽しむのはいいですが、どういう人達とつながっているかを少し意識してもいいかもしれません。もし趣味的に使うなら、あまり若い人や仕事関係でそこまで仲が良くない人とはつながらないほうがいいです。一方で、仲が良い友達しかつながっていないなら、趣味情報をいろいろ投稿しても反応があったりして楽しく活用できると思います。
LINEを送るのは必要最小限にした方がいいでしょう。仕事関係ならなおさらです。LINEはプライベート感が強いため、友達とLINEしているところに、突然上司からLINEが来るのはあまり好ましいこととは思いません。内容によってはハラスメントに発展する可能性もあります。ゆるくメッセージを送れるため、ゆるくなりすぎて少し発言が稚拙になるケースもあります。コミュニケーションはFace to faceをおすすめします。
SNSおじさんという言葉が出てきた背景には、若者とおじさんのSNS利用のギャップの視点もありますが、信頼関係が構築できていない者同士がSNS上で友達になっている前提もあると思います。
ツイッターであれば、軽い気持ちで知らない人のフォローをしてもいいのですが、LINEやFacebookはリアルな人間関係をそのままネットに持ち込んでいるSNSなので、つながる人は慎重に選ぶ必要があります。
信頼関係が希薄な人とつながってしまうと、お互いの投稿が間接的にストレスに感じたりするケースも発生します。すぐにFacebook友達申請やLINE友達になろうとする方がいますが、そこは相手ともう少し関係性が構築できてからにしましょう。そうでないと、お互いストレスを与え続ける関係になってしまうかもしれません。一度友達になってしまうと、あまり友達解除はしたくないですしね。